乃木坂46新曲「Sing Out!」MVがYouTubeにてフル解禁。欅坂46、日向坂46、吉本坂46とMV解禁の試行錯誤を続ける運営【コラム】

5月3日、乃木坂46の23rdシングル表題曲「Sing Out!」のミュージックビデオがYouTubeにてフル解禁された。5月29日の発売に先駆けた先行公開となる。

「Sing Out!」は4月30日深夜に放送されたニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」内で音源が解禁された。本日朝の情報番組にてミュージックビデオも解禁。正午にはYouTubeにてフルバージョンが公開された。

希望を歌った23rdシングルは“みんなで歌う喜び”“クラップをして曲を楽しむ”事をテーマに、監督・池田一真、振付・Seishiroと、昨年の日本レコード大賞受賞曲「シンクロニシティ」と同じ布陣で制作が行われた。

ここで気になるのが、発売前にYouTubeでフルバージョンが解禁されたことだ。乃木坂46のミュージックビデオで言えばこれまで通りだが、同じ坂道グループである欅坂46、日向坂46、吉本坂46では公開に様々な試行錯誤が行われていたからだ。

欅坂46の8thシングル表題曲『黒い羊』のミュージックビデオは2月1日に解禁。しかし公開されたのはYouTubeではなく、オフィシャルサイトだった。いまやYouTubeの影響力は絶大なものがあり、その場所で公開しないことはマーケティング的にもマイナスだと思われた。ビルボードジャパンは動画を音声のみバッググラウンド再生できるYouTubeMusicを考慮したものではないかと見解を示していた。

その後、3月には日向坂46のデビューシングル『キュン』のミュージックビデオが解禁。こちらはショートバージョンをYouTubeにて公開し、フルバージョンはやはりオフィシャルサイトにて公開と試行錯誤をしている様子が伺い知れた。

3月には吉本坂46の2ndシングルに収録される『泣かせてくれよ』、『君の唇を離さない』、『抱いてみるかい?』、『やっとここまで』、『バーボンソーダ』5曲のミュージックビデオも解禁。しかしこちらもYouTubeで公開されたのはショートバージョンであり、フルバージョンは吉本坂46アプリにて公開されている。(現在はYouTubeでもフルバージョンが公開中)

吉本坂46はアプリのダウンロードをしてもらいたいという意向があったのかもしれないが、坂道シリーズの運営内で試行錯誤が行われているのは確実だ。『黒い羊』『キュン』の2曲はいわば試された形となったが、最初からYouTubeにてフルバージョンが公開されていれば、もっと話題を呼んだのでは…と思わせられる。

公式サイトでMVを見るという習慣がファンの中にもなかったこと、YouTubeは関連動画を自動再生できるため目に留まる機会が多いこと、YouTubeの動画はサイトに埋め込みやすいことなど、やはりYouTubeの影響力は大きい。

この記事を書いている15時時点で、『Sing Out!』のミュージックビデオは324,080回再生されている。『Sing Out!』は楽曲のクオリティも高く、ミュージカル風のミュージックビデオの完成度も高い。乃木坂46の新代表曲となっても不思議ではない出来なだけに、YouTubeでのフルバージョン解禁は追い風となりそうだ。

欅坂9thシングル、日向坂2ndシングルがどのように公開されるのかはわからない。だが、マーケティングを意識するのならYouTubeでフルバージョンを解禁するのが最もいいのではないかと思える。

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