文学少女織田奈那、谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読み始める

1月28日に放送されたゆうがたパラダイスに欅坂46の織田奈那と小林由依が出演した。

『欅って、書けない?』などでもたびたび話題になるのが織田奈那の読書好きだ。以前には『欅坂46のあっぷっプリ』にて「文学少女 織田奈那が神楽坂のブックカフェ・キイトス茶房でインスタ映えに挑戦」が放送されたこともあった。この日のゆうパラでもひょんなことからオダナナの読書好きに話が及んだ。

金田さんの「ちなみに最近だとどういう本読んでます?」という質問に、オダナナは「なんか、谷崎潤一郎さんの」と文豪の名前を口に。ただどこか恥ずかしいのか、ちょっと笑いながら「なんか…なんだっけ、痴人みたいな『痴人の恋』か」とタイトルを挙げた。ただこれは間違っており、金田さんからすぐに「『痴人の愛』!」と修正のお声が飛ぶと、オダナナも「『痴人の愛』!」と訂正。なんでも「おもしろくておすすめです」とのことだ。

僕も一応読んだことはあるが、またすごいの読んでるなという印象。まぁ飛鳥ちゃんが読んでいるという石原慎太郎の『完全な遊戯』ほどじゃないかもしれないけど。どうでもいい話をさせてもらうと純文学好きは谷崎・川端・三島が好きな人と大江・安部公房・中上が好きな人に大別されると勝手に思っていて、後者が好きな僕としてはゆいぽんが言った「すごい!」という感想と同じような気持ちになっている、そんな感じだ。

『痴人の愛』は簡単に言うと、28歳の男性が15歳の女の子に目を付け「自分好みの妻」になるように育てようとするが失敗し、逆に彼女なしでは生きていけないようになってしまい、彼女の言いなりになって生活を送ることになるという話だ。織田先生は「おもしろくておすすめです」と言っているが、僕は「うーん…なんだかなぁ…」と思った。

先日発売された、「乃木坂46×プレイボーイ2018」では読書好きな齋藤飛鳥と『トラペジウム』で小説家デビューを果たした高山一実の対談が行われた。そのとき飛鳥は「私は、人間の本質だったり性質だったりを本で学びたい」と言っていたのに対して、高山は「私にとって本は、娯楽としてのツールかなぁ」と、同じ読書好きとしてもその意見には違いが見られた。

『痴人の愛』はまさしく「人間の本質だったり性質」を描いた小説であると言えるだろう。齋藤飛鳥が読んでいるのも、安部公房、大江健三郎、中上健次、石原慎太郎、村上龍と純文学の王道そのもの。飛鳥ちゃんとオダナナの対談があったら、どんな感じになるのだろうと想像してしまう。暗い重い小説も「おもしろくておすすめです」と言うような展開になるのか、それとも深刻そうなトーンで話が進むのか、ぜひ一度見てみたいと思う。

ちなみに、『痴人の愛』は著作権が失効しているのでインターネット上で読むことができる。

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