欅坂46『ヒールの高さ』冒頭のモノローグは、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」。オマージュも

欅坂46「ヒールの高さ」MVより

2月17日、欅坂46 8thシングル『黒い羊』のTYPE-C収録「ヒールの高さ」のミュージックビデオがオフィシャルサイトで公開された。

欅坂46「ヒールの高さ」MVより

冒頭では2人によるモノローグが収録された。採用されたのは宮沢賢治の短編小説「銀河鉄道の夜」。「ほんとうのさいわい」でわかりました。主人公のジョバンニがカムパネルラに対して、絆の深さを強調する終盤の場面発したセリフだ。もっともその直後…

賢治が書いた旧字体では 「けれどもほんたうのさいはひは一体何だらう。」や「僕もうあんな大きな暗(やみ)の中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。」 などとなっているが、MVでは新字体に改められた。

欅坂46「ヒールの高さ」MVより

「銀河鉄道の夜」は孤独な少年ジョバンニが、他の同級生の前では疎遠になっていた友人のカムパネルラと銀河鉄道の旅をする物語だ。バスが銀河鉄道に見立てられたか。そして最後カムパネルラは、友人を助けるため川に落ちてしまうが、MVでも最後なにかが水に落ちた音で終わっている。守屋が泳いでいるのはこの場面をオマージュしたものだろう。

引用された文章

僕もうあんな大きな闇の中だってこわくない
きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く
どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。
みんな探しているんだろう
どこへ行ったんだろう
いまこそわたれわたり鳥
ぼくずいぶん泳いだぞ
ほんとうのさいわいは一体何だろう
僕わからない

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